今日はネカフェで履歴書を作ってました。完成しましたが、それがいいかどうかは相手が決める事です。
「君に愛されて痛かった」を読みました。何年か前に読んですぐ打ち切りになったのでそこから読んでなかったのですが、出版社を変えて連載していたみたいです。内容が過激なので打ち切りになっても仕方ないかなと。この作者さんの作品は基本的に陰鬱で過激な内容が多いらしいので普通の出版社では連載が難しいのかなと思います。
主人公は自己肯定感の低い女子高生で友達とも内面では馴染めず、家庭でも上手くいかず援助交際で日々をごまかしているといった感じの人物です。主人公の心理描写が私の学生時代をフラッシュバックさせるぐらい上手く読むのがしんどい部分もありましたが、誰も幸せになれない展開が面白く全巻読みました。
主人公は他人の些細な言動で被害妄想を起こし自分を追い詰めていく描写が多いのですが、これ分からない人にはずっと分からないだろうなと思います。自己肯定感の低さのせいで自分なんかがここにいてもいいのか?思う事は私もよくありました。誰かの役にたたなきゃダメだ、気を遣えない自分はダメだみたいに思いこんでいました。すぐに嫌われた~と思いこむことも多かったです。
主人公もかなり病んでますが、周囲の人間もアレな人が多いですし、学生特有の人間関係や閉塞感と逃げ場のない感じの描写も上手で読んでて嫌な事を思い出しました。個人的には3つ星ぐらいの評価ですが、ちょっと期待したい漫画ですね。誰にでもおススメはできませんし、気の滅入る内容ですがまた打ち切りにならないように願いたいですね。やっぱり好きです。登場人物全員が病んでいて誰も幸せにならなそうな漫画。
何かおススメってないですか?